「平日高尾山湯ったりきっぷ」でマイクロツーリズム!(2021年3月29日)
今回は「平日高尾山湯ったりきっぷ」を使った高尾山の旅をご紹介します。これから流行するかもしれない「マイクロツーリズム」(ご近所の旅)にぴったりなきっぷです!
「平日高尾山湯ったりきっぷ」とは
感染症流行下で、密を避けた旅が求められている中、京王では「平日高尾山湯ったりきっぷ」を期間限定で発売していました。
「平日高尾山湯ったりきっぷ」は、
- 比較的混雑の少ない平日に「ゆったり」楽しむ
- ケーブルカーかリフトを使って「ゆったり」した散策を楽しむ
- 山を下りたら温泉で「湯ったり」
という3拍子そろったおトクなきっぷ。
具体的なセット内容は、
- 出発地(京王全線。ただし高尾山口駅除く)~高尾山口駅の往復
- ケーブルカーまたはリフトの往復
- 「京王高尾山温泉極楽湯」での入浴(バスタオル+フェイスタオルセット)
- 「京王高尾山温泉極楽湯」での食事(肉か魚)
でした!
もともと、「高尾山きっぷ」という、ほぼ(繁忙期を除く)通年で発売しているきっぷがあり、これは、
という内容でしたので、「平日高尾山湯ったりきっぷ」は「高尾山きっぷ」のデラックスバージョンということができるでしょう。
さっそく、出発しよう!
ここは、ガイザーのふるさとである分倍河原駅です。
ここの券売機で「平日高尾山湯ったりきっぷ」を購入します。
高尾山口駅に到着しました。ここからしばらく歩いて、ケーブルカーの駅を目指します。
歩いている途中に、京王高尾線の終点を見つけました。ちょっと影になっていますが、これは8000系という電車です。
高尾登山電鉄清滝駅に到着しました。通常ですと、ここで運賃を支払い、きっぷを購入しますが、今回はこのまま改札に直行します( ・ิω・ิ)
と言っても、ここ最近は「高尾山きっぷ」の魔力(約2割引)により、通常料金で乗ったことがありませんが^^;
高尾登山電鉄では、現在も有人改札を採用しており、きっぷに入鋏してもらう体験ができます。
このケーブルカーは、「あおば号」と「もみじ号」が対になって、井戸の釣瓶と同じ原理で、行ったり来たりしています。どちらに乗れるか楽しみにしていたのですが、今回は「あおば号」でした。
2両とも、2020東京大会仕様にお色直しされています。
こちらが、お色直し前の「もみじ号」。
車内は、1組の家族と、1人のお年寄りと、わたくしだけでした。
見とれて、車窓を撮影するのを忘れてしまっていましたが、タチツボスミレの花や、イロハモミジの青葉など、美しい春の姿を魅せてくれていました。
さて、山の上にある「高尾山駅」に到着です。後方に見えます、大きな窓のある部屋が「運転室」で、その下にモーターがついています。
高尾山は何度、足を運んでも飽きません。そのため、599m(高尾山の標高)に留まらないくらい、ご紹介したい魅力があるのですが、今回は温泉ときっぷがメインですので手短にご紹介します。
今回は、登りも下りも、概ね1号路を通行しました。高尾山には、1号路から6号路までの登山道、その名も「自然研究路」が設定されており、そのうち1号路は、高尾山薬王院を通る、歴史の感じられる登山道として知られています。
こちらは、煩悩の数と同じ数の段がある階段、有名な百八階段です。
今回は、高尾山薬王院の脇をう回し、自動車1台分程度の幅のある登山道を通りました。より、混雑を避けた散策が楽しめます。
沢を渡ることで知られる6号路が、工事で通行止めでした。
はい、到着。
高尾山山頂では、FMラジオの受信を楽しみました。
見晴らしがいいと、そのぶん受信状態も良いものです。
高尾山では、ふだん自宅では聞こえないいろいろなFMラジオを受信し、いよいよ、下山し、きょうのメイン、温泉に向かいます。
ゆきはケーブルカーでしたので、帰りはエコーリフトで帰ります。
リフトは、スキー場などで見かけることも多いかと思いますが、このエコーリフトは下りでも乗ることができます。
リフトに座っているあいだ、スマホを落とすと怖いので、
写真を撮れませんでした(T_T)
いきなり下界の画像に飛びます。
「ピョーン!」
この駅から少し歩くと、先ほどのケーブルカー清滝駅に移動できます。
ただ、この山麓駅は断崖絶壁にあり、清滝駅までのあいだ、急な階段を降りる必要があります。
今回の山歩きで、いちばんキツかったです(*´∀`)
温泉の入口の画像も撮り忘れたのですが、無事温泉に入場、
温泉を堪能したあとは、いよいよ昼食です(๑´ڡ`๑)
お肉とお魚が選べたので、お魚にしました。
とろろごはんも付いて、天ぷらもあって、超・ごちそうでした!
帰りも、乗る電車は決まっているのでおトクですね!
今後
今回ご紹介した「平日高尾山湯ったりきっぷ」は、2020年12月21日(月)から、2021年4月9日(金)までの、平日限定での発売でした。もうすぐ発売が終わってしまいますね。
「往復+アクティビティ」タイプのおトクなきっぷは、まだまだ「京王線発 みさきまぐろきっぷ」や「京王線発 横濱中華街旅グルメきっぷ」など発売されていますので、また利用してみたいです。
2021年4月2日
撮影・編集;ガイザー